まもなく申請受付!IT導入補助金の効果とは
補助上限アップのIT補助金
2019年5月27日(月)から申請の受付が開始される予定のIT導入補助金。
今年度のIT導入補助金の募集では、補助金の上限額が大幅アップ(50万円→450万円)となり、期待が高まっています。
そのようなIT導入補助金ですが、「実際にどのくらい効果があるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、IT導入補助金を導入してどのくらい生産性向上などの恩恵がもたらせるかを解説します。
補助金の効果とは
IT導入補助金は、導入したITツールによって、例えば、売上・販売、会計・経理、人事・労務管理、顧客管理、内部管理面など、事業者毎に異なる課題や問題点に対して生産性向上の他、売上高、利益面などの点から生産性向上などのメリット享受が可能です。
2017年のIT導入補助金の事業実施報告によると、補助事業者の売上平均が約25%、労働生産性平均が37%向上といった、高い成果が得られた結果報告がされています。
下図はその結果をまとめたもの(出典:IT導入補助金サイト)になりますが、様々な業種で労働生産性や売上、粗利が増加し、勤務時間が減少していることがわかります。
とりわけ介護事業では44.4%、保育事業では34.1%の労働生産性の向上があったことが確認されています。
補助金を受ける事業者を取り巻くビジネス環境やIT環境にもよりますが、IT導入補助金を活用して、最新のクラウド技術を取り入れた会計ソフトの導入よって、社内業務を抜本的に見直し大幅な生産性向上につながることも可能になります。
旧来型のインストール型の会計システムからクラウド会計への移行の一つのきっかけにできると良いでしょう。